ユーロ崩壊劇と日本・アジア支配の長期計画とこれから

ベンジャミン・フルフォードの国内外金融ウラ事情レポート(2012/6/5号 VOl.177)のリポストです。

ユーロには、発足当初から国々の実物経済を差し押さえるための罠だったと考えざるを得ない計画性が見て取れるのだ。
EUを計画した同じ人間たちによる日本を狙った長期計画の全容も段々と見え始めた。ただし日本の場合、既にかなりの段階まで計画が実施されてきている。彼らの長期計画では、まず1985年に行なわれたプラザ合意により日本に急激な
円高とバブルを無理やり生じさせ、バブル崩壊、金融ビッグバンを経てアジア通貨危機を引き起こすと、それを切っ掛けに日本の銀行を次々と乗っ取っていった。
そして2011年、日本の製造業を完全に支配するため、エネルギー産業を押さえようと東京電力が狙われた。彼らは人工的に地震を引き起こし、原子炉を爆破することで放射能危機を捏造したのだ。
彼らにとっての本当の集会は6月21日、この日に100名にのぼる正真正銘の悪魔崇拝者たちが、非公式にコロラドの古いお城に集まる予定になっている。その城は、外観も まさにホラー映画さながらである。その集会には、今回もブッシュ一族など、そうそうたるメンバーが参加する予定だ。

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≪2012/6/5号 VOl.177≫


いま展開されるユーロの空中分解は、やはり かなり以前から計画されていた
可能性が高い。以下URLの“バベルの塔”の絵を見ても、その長期計画は否定
できない。http://euro-med.dk/bil/billedertower-painting-parliament2.jpg
そのバベルの塔をイメージしてEU本部をつくった人間たちは、当然ながら旧約
聖書に記述される そのストーリーを知っていて、あえてデザインを模倣した
はずだ。

旧約聖書に登場する『バベルの塔』の物語では、その頃の人々は皆、同じ言語
を話す統一された民族であった、とされている。そしてある時、その人々が
天まで届く巨大な塔を建てようと考えた。しかし その塔を見た神様は激怒し
(一般に、バベルの塔は人間による「神への挑戦」であったと解釈されている)、
皆が共通の言語を使うことがその企ての原因であると考えて人々の言語を
バラバラにして世界各地に分散させた、という内容だ。

そのバベルの塔を彷彿とさせるデザインをEU本部ビルに採用した人間たちは、
それになぞらえて当初からユーロ圏の「統一」とその後の「分散」を計画して
いたと思われる。現実問題として今、ユーロから離脱しようとしているギリシャ
やスペイン、ポルトガルなどの国々の全財産が、実際にユーロを企てた連中の
銀行団に奪われようとしている。ユーロには、発足当初から国々の実物経済を
差し押さえるための罠だったと考えざるを得ない計画性が見て取れるのだ。

ただし彼らにとって誤算だったのは、世界各国による厳しい対応により、その
過程で彼らが十分な利益を吸い上げることが出来なくなる程に欧州の国々が
疲弊しきってしまったことだ。国々の実物経済を差し押さえることが出来なけ
れば、EUを計画した彼らの銀行団は大損をし、自らが崩壊へと追い込まれる
だけである。



【 欧州・アジアのこれから 】

EUを計画した同じ人間たちによる日本を狙った長期計画の全容も段々と見え
始めた。ただし日本の場合、既にかなりの段階まで計画が実施されてきている。
彼らの長期計画では、まず1985年に行なわれたプラザ合意により日本に急激な
円高とバブルを無理やり生じさせ、バブル崩壊、金融ビッグバンを経てアジア
通貨危機を引き起こすと、それを切っ掛けに日本の銀行を次々と乗っ取ってい
った。
そして2011年、日本の製造業を完全に支配するため、エネルギー産業を押さえ
ようと東京電力が狙われた。彼らは人工的に地震を引き起こし、原子炉を爆破
することで放射能危機を捏造したのだ。

彼らのその後の計画では、関東をも標的にして4000万人の環境難民を韓国や
中国に流出させ、最終的には彼らが支配する一神教キリスト教信徒の多い
韓国において、アジア全体を支配するための首都となる大都市を釜山に建設
する予定だった。その過程で、彼らは日本民族の全財産をかすめ取るつもり
でいたようだ。
さらに、この計画では中国も6つの国に分解される予定になっていた。しかし、
日本や中国に対する計画は、今では ほぼ止められている。


一方、欧州におけるユーロの空中分解は しばらく止められそうもない。
先週 報道されたマスコミ記事の見出しを見れば分かるように、スペインでは
約1000億ユーロの資金流出が起きていて、ギリシャに関してもずっと前から
債権者である銀行団への返済が滞っている。

イタリアもパニック状態だ。実は少し前にイタリアのファシスト:P2ロッジの人間
に以下のような短いメッセージが伝えられていた。
アメリカのエージェンシーが、レフティ(Leftie=左利き:裏社会では知られた
エージェントのコードネーム)という掃除屋を「ガラクタ」整理のためにイタリア
へ派遣した』と。それを聞いたイタリア政府は、2012/5/21号 VOl.175でも報告
していた通り、同国の550人に対して警察の警護をつけることを決定している。

しかしながら、この対応は掃除されるべき「ガラクタ」と思われる人物のリストを
自ら明かしたようなものだった。ちなみに、5月の初旬にイタリアの原発産業
CEOが自宅の外で「アナーキスト団体」に銃撃される事件が報道されたが、
彼もまた 警護をつけられた550人のうちの1人である。


ともかく6月中はユーロの空中分解に伴う混乱が続き、最終的にはバベルの塔
物語のように、国々は統一通貨ユーロからバラバラにそれぞれの通貨へと分散
する。
そしてその時、投資家にとっては またとない絶好のチャンスが訪れる。例えば
ギリシャが元の通貨ドラクマに戻ると、ドラクマはユーロに対して一気に65%
ほど引き下げられると言われている。そうなれば 非常に稀な“買いのチャンス”
となる。ギリシャの物価が下がれば大量の観光客が見込まれ、またギリシャ
輸出品は安くなり国際競争力も高まる。もちろん、スペインやイタリアに対しても
同様のことが言えるだろう。



【 水面下では・・・ 】

先週5月31日〜6月3日にかけて陰謀論でも有名なビルダーバーグ会議が米国
バージニア州で開催されていたが、この会議自体が『表向き』なものと言わざる
を得なくなっている。ビルダーバーグ会議は既にマークされ過ぎていて、本当の
権力者と言える人物は ほんの一握りしか出席していない。ビルダーバーグ会議
開催は近年マスコミでも報道されるようになり、最近では内部告発も増えてきて
いる。また、会場にデモ隊が押し寄せるなど 開催中は針のむしろとなるため、
今では人々の目を逸らすための道具と化している。

彼らにとっての本当の集会は6月21日、この日に100名にのぼる正真正銘の
悪魔崇拝者たちが、非公式にコロラドの古いお城に集まる予定になっている。
その城は、外観も まさにホラー映画さながらである。その集会には、今回も
ブッシュ一族など、そうそうたるメンバーが参加する予定だ。
http://www.dupontcastle.com/castles/cherokee.htm
以前にその集会に参加したことがあると自ら語るアンソニー・リーヴァイ
(Anthony Levay)は、『そこでは 乳児を生贄にする儀式が行なわれていた』
と証言している。この集会についての詳しい内部告発は、以下のサイト(英語)
に掲載されているので、興味のある方は是非そちらをご覧いただきたい。
http://www.stewwebb.com/bush_satanic_rituals_and_human_sacrifices_01172010.htm


いずれにしても、水面下では300人委員会とホワイトドラゴン関係者らによる
和解に向けた交渉が依然として進められている。ロスチャイルドの投資会社:
RITキャピタル・パートナーズとロックフェラーの資産運用会社:ロックフェラー
・ファイナンシャル・サービシズ(RFS)とが事業提携するとの発表が一般の
マスコミでも報道されているが、それも全てこの交渉と関係している。

現在、両者の話し合いで主な議題となっているのは、やはり世界経済システム
の抜本的な改革についてだ。300人委員会側は、彼らによる様々な談合によって
世界各地に人為的な物不足が生じていることを認め、これからはそれらを正して
その過ちを過去のものにしていきたい、と言っている。また、水を利用した
ロケットなど、これまで封印されてきた技術の研究を広げ、もっと安価に宇宙開発
が出来るようにしていくことなども約束している。

ホワイトドラゴン関係者は それらの約束が実際に果たされるためにも、封印され
たエネルギー技術を導入するにあたって 石油などの従来の利権が 段階を経て
新たな事業へと踏み出すための円満なプロセスを提案しているが、とりあえず
現段階において、数人の専門家グループを集めて具体的な企画を立案し、
プロジェクトを立ち上げるところまでの合意は得られている。今週も、さらなる
話し合いが続く予定だ。


それとは別に、今 シンガーポールではペンタゴンが中国との交渉を進めてい
る。現在ペンタゴンは、米軍と中国軍の信頼関係を深め、世界の平和的発展を
推し進めようと模索している。これに対して中国側は、ペンタゴンの平和的な
発言を歓迎しつつも、実際にはこの先のアメリカの言動を注視しながら最終判断
を下すつもりだ、と言っている。

日本の政局は、結局こうした海外の動きに左右されて進んでいくことになりそうだ。

                    Benjamin Fulford

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